Dragon Quest Walk(ドラゴンクエストウォーク)

スクウェア・エニックスが発表したスマホ向けの新タイトル「Dragon Quest Walk(ドラゴンクエストウォーク)」。2019年内に配信開始します。6月11日からは関東圏のiOS/Androidユーザー先着1万名を対象としたベータ版体験会を実施。

Pokémon GOのように、街を歩いて冒険する位置情報ゲーム。コンパスを背負ったスライム「スラミチ」がガイド役を務め、モンスターとの対戦やレベルアップの要素を盛り込んでいるほか、実際にあるランドマークなどをゲーム内の要素として取り入れている点に特色があります。

プレイヤーは実際の街をベースとしたゲームマップ上で冒険。街を歩くとモンスターがシンボルとして表示され、タップすると戦闘ができます。戦闘はドラクエシリーズらしく、ターン制のコマンドバトルを採用。勝利すると経験値やお金(ゴールド)を獲得できます。マップ上にはモンスターの他にも「ツボ」などのオブジェクトが配置されており、タップすると回復したりアイテムを獲得したりもできます。このほか、ダンジョンも用意しているとのこと。

シナリオにあわせて攻略する「クエスト」モードでは、「目的地システム」を採用。近くにあるスポットから自由に設定し、設定した目的地まで歩くと、ストーリーが進行します。

全国47都道府県の「ランドマーク」をゲーム要素として取り入れているのも本作の特徴。東京タワーや京都の金閣寺、沖縄の守礼門などがゲーム内のスポットとして登場します。ランドマークでは限定クエストも獲得できます。

また、「自宅システム」としてマップ上の好きな位置に「自宅」を設置可能。自宅の内装をデザインしたり、他プレイヤーの自宅を訪問したりできます。自宅(のある位置)に帰ると歩いた距離やバトルの実績に応じたボーナスを獲得できます。

なお、Pokémon GOには現実空間の中にモンスターなどを表示するAR機能がありますが、「Dragon Quest Walk」のタイトル発表会で紹介された限りではAR機能は搭載していないようです。プロモーションムービーでは東京の街中にドラクエのモンスターが出現する様子が描かれており、今後の発表によってAR機能が追加される可能性も残されています。

また、Pokémon GOと同様に「運転中のながらスマホ」を防止するための制限も取り入れられる見込みです。